“艀舟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はしけ82.4%
はしけぶね11.8%
ランシャ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見廻り同心久良山くらやま三五郎、土地の御用聞常吉と伊太郎といふのが二人、それに平次と八五郎を加へて、橋の袂から艀舟はしけを出しました。
「涙が出そうになるまで夜の美観にうたれた。」汽船の後から長い綱にひかれて艀舟はしけぶねがついて来てる。
しっぷ・あほうい! と波止場カイスのほうから声がするのは、きっとまた、急に責任と威厳を感じ出したどこかの酔っぱらい船長が女から船へ帰ろうとして艀舟ランシャを呼んでるのだろう。