“ていちよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鄭重70.0%
叮重20.0%
丁重10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
博士はイプセンの流行はやつた当時守り本尊の沙翁セキスピヤをしまひ込んだと同じ程度の鄭重ていちようさで、そのフロツクコートをまた箪笥に蔵ひ込んでしまつた。
云ひ終ると、直造は叮重ていちように頭を下げた。
医師高間房一氏 (新字旧仮名) / 田畑修一郎(著)
良久しばらく御目に掛りませぬでした」と、篠田も丁重ていちように礼を返へして、「此の吹雪ふぶきの深夜御光来おいで下ださるとははなはだ心懸こゝろがかりに存じます、早速承るで御座いませう」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)