鄭重ていちやう)” の例文
だが結果はその兩點で私が間違つてゐたことを示した。彼はまつたく平生いつもの態度で、または近來の彼のいつもの態度——ひかへ目な鄭重ていちやうさでもつて私に話しかけた。
ねこあいちやんをて、たゞその齒並はなみせたばかりでした。おとなしさうだとあいちやんはおもひました、矢張やつぱりれが大層たいそうながつめ澤山たくさんとをつてゐたので、鄭重ていちやうにしなければならないともかんがへました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)