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釈然
ふりがな文庫
“釈然”のいろいろな読み方と例文
旧字:
釋然
読み方
割合
しゃくぜん
92.9%
しやくぜん
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゃくぜん
(逆引き)
和議に、
釈然
(
しゃくぜん
)
たり得ない武将たちが、数正が君前に呼ばれたことを、さらに
擬議
(
ぎぎ
)
してさかんに、
憤懣
(
ふんまん
)
をもらし合っているらしい。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小生の本心は
漫
(
みだり
)
に他を攻撃して楽しむものにあらず、
唯
(
ただ
)
多年来
(
たねんらい
)
心
(
こころ
)
に
釈然
(
しゃくぜん
)
たらざるものを
記
(
しる
)
して
輿論
(
よろん
)
に
質
(
ただ
)
し、天下後世の
為
(
た
)
めにせんとするまでの事なれば
瘠我慢の説:03 書簡
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
、
勝海舟
、
榎本武揚
(著)
釈然(しゃくぜん)の例文をもっと
(13作品)
見る
しやくぜん
(逆引き)
雑誌社で貰つた金の残りで買つただけに、富岡は少しも卑屈ではなかつたが、ゆき子は、その時計をよほど高価なものと思ひ込んだのか、何となく
釈然
(
しやくぜん
)
としない表情であつた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
釈然(しやくぜん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“釈然”の意味
《名詞》
釈然(しゃくぜん)
心が打ち解けること。また、そのようなさま。
疑念や恨みなどが解けること。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
釈
常用漢字
中学
部首:⾤
11画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“釈然”で始まる語句
釈然得解脱
検索の候補
釈然得解脱
釈興然
“釈然”のふりがなが多い著者
榎本武揚
石河幹明
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吉川英治
林不忘
福沢諭吉
林芙美子
太宰治