瘠我慢の説は、福沢先生が明治二十四年の冬頃に執筆せられ、これを勝安芳、榎本武揚の二氏に寄せてその意見を徴められしものなり。先生の本旨は、右二氏の進退に関し多年来心に釈然たらざるものを記して輿論に質すため、時節を見計らい世に公にするの考なりし …
著者 | 石河幹明 |
ジャンル | 哲学 > 東洋思想 > 日本思想 |
ジャンル | 社会科学 > 政治 > 政治史・事情 |
初出 | 「明治十年丁丑公論・瘠我慢の説」時事新報社、1901(明治34)年5月2日 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約2分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約3分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
徴
自
記
更
依
若
何人
秘
而
草
訪
懐
憚
伝写
稿本
相識
説
質
誤
行為
釈然
乞
遺臣
筐底
終始
進退
輿論
転々
趣意
衰
見計
視
請
許
語次
成
余
促
公
善
固
外
客冬
寧
居
往々
懐
留
手簡
拝借
掲載
時節
暫時
本所
本旨
殊
漏
熟読
爾来
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