“肥汲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こえく50.0%
こえくみ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
肥汲こえくみ馬車と、在から出てくる百姓相手の飲食店、蹄鉄ていてつ屋、自転車屋、それから製材所などが、マバラにつながっている位で
冬枯れ (新字新仮名) / 徳永直(著)
終日、肥汲こえくみ車や荷馬車のゴトゴトとひびいている退屈な町、馬糞ばふんに汚れた一本筋の町を、一日に二三度は往復した。町並はひどく不揃ふぞろいで、ここでも不景気がき出しにあらわれていた。
冬枯れ (新字新仮名) / 徳永直(著)