“こえくみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
肥汲100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
終日、肥汲こえくみ車や荷馬車のゴトゴトとひびいている退屈な町、馬糞ばふんに汚れた一本筋の町を、一日に二三度は往復した。町並はひどく不揃ふぞろいで、ここでも不景気がき出しにあらわれていた。
冬枯れ (新字新仮名) / 徳永直(著)