“肥溜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こえだめ75.0%
こいだめ12.5%
こえだ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうかすると風呂場が肥溜こえだめと一つになっている。しかし田舎にはまた人工的の風呂の代りに美しい自然に囲まれた日光浴場がある。
電車と風呂 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
勝「へー、伴れて来いと仰しゃいますなら伴れてまいりますがね、若し途中でわっちをばかして蚯蚓みゝずのおそばや、肥溜こいだめの行水なんぞつかわされはしますまいか」
付近に肥溜こえだめなぞがあって、むろん若様がたの立ち入るところでない。しかし運動にあきた照彦てるひこ様はまもなく正三君をしたがえて、この方面へこころざした。
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)