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こえだめ
ふりがな文庫
“こえだめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
肥溜
75.0%
肥料溜
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
肥溜
(逆引き)
「食えませんけれど、釣れないよりは宜いと見えて持って来ます。しかし
彼奴
(
あいつ
)
は鶏が食っても死にますから、
肥溜
(
こえだめ
)
へ
棄
(
す
)
てるより外ありません」
脱線息子
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
くずれかかった
煉瓦
(
れんが
)
の
肥溜
(
こえだめ
)
の中にはビールのように
泡
(
あわ
)
がもりあがっています。さあ
順番
(
じゅんばん
)
に
桶
(
おけ
)
に
汲
(
く
)
み
込
(
こ
)
もう。
イーハトーボ農学校の春
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
こえだめ(肥溜)の例文をもっと
(6作品)
見る
肥料溜
(逆引き)
身ぎれいにしてるが、一方では
情婦
(
いろおんな
)
をこしらえて、手鼻をかむ馬方でさえ眉を
顰
(
しか
)
むるような、
肥料溜
(
こえだめ
)
や
塵溜
(
ちりだめ
)
を心の底に持っている。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
さればといって急いで歩き出すと、いまにも眼の前に泥田圃か
肥料溜
(
こえだめ
)
が、ぱかと口を開き、それにのめり落ちたが最後、
奈落
(
ならく
)
の底までも沈み溺れそうな気がいたします。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
こえだめ(肥料溜)の例文をもっと
(2作品)
見る
“こえだめ”の意味
《名詞》
肥料とするため糞尿を溜めて腐敗(発酵)させる場所。
(出典:Wiktionary)
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