“こえだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小枝85.3%
木枝5.9%
小江田2.9%
樹枝2.9%
肥溜2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一二月いちにがつころのような小枝こえだに、黄色きいろはなけたり、また蝋梅ろうばいのようにもっとはやゆきなかかをりたかくほこるものもあります。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
山「へえ成程杉村内膳、柔術やわらは……うん成程澁川流しぶかわりゅう小江田こえだというのが御指南番で、成程あれは老人だが余程よっぽど澁川流の名人という事を聞きました…成程して強い御家来衆も有る事でげしょうなア」
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
やなぎの一つ樹枝こえだの影うつれる。
独絃哀歌 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
付近に肥溜こえだめなぞがあって、むろん若様がたの立ち入るところでない。しかし運動にあきた照彦てるひこ様はまもなく正三君をしたがえて、この方面へこころざした。
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)