“このゝち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
此後75.0%
爾後25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたし此後このゝちあるひ光子みつこ離縁りえんするかもはかられぬ。次第しだいつては、光子みつこ父母ちゝはゝに、此事このこと告白こくはくせぬともかぎらぬ。が、告白こくはくしたところで、離縁りえんをしたところで、光子みつこたいする嫉妬しつとほのほは、つひすことが出来できぬ。
背負揚 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
今迄いまゝでのおはなしで、きみこのしま漂着へうちやく次第しだいわかつたが、さて此後このゝち如何いかになさる御决心ごけつしんです。』
電光艇でんくわうてい活動くわつどう原因げんゐんとなるべき十二しゆ藥液やくえきは、何時いつまでかゝつても、此樣こん孤島はなれじまでは製造せいざう出來できるものでなく、また、から供給きようきふあほことかなはねば、吾等われら爾後このゝちねん生存ながらへるか