“御法”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みのり66.7%
ごほう25.0%
ごはふ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鳥部野とりべの一片のけむりとなって御法みのりの風に舞い扇、極楽に歌舞の女菩薩にょぼさつ一員いちにん増したる事疑いなしと様子知りたる和尚様おしょうさま随喜の涙をおとされし。
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
源「恐入ります、しかし手前は町人の事にてなんわきまえもございませぬが、何の罪もない者に重罪を申付くるという御法ごほうがございましょうか」
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ロレ おゝ、罪深つみふかや/\! おゝ、作法知さはふしらず、恩知おんしらず! これ、そなた罪科ざいくわ國法こくはふでは死罪しざいとある、しかるに慈悲深じひぶか御領主ごりゃうしゅそなたかたち、御法ごはふげ、おそろしい死罪しざい追放つゐはうとはへさせられた。