“國法”の読み方と例文
読み方割合
こくはふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
モン長 それはロミオではござりませぬ、れはマーキューシオーどのゝ親友しんいうでござる。せがれ曲事きょくじ國法こくはふによってたるべきチッバルトのいのちったまでゝござります。
またチッバルトはそなたころしたでもあらうずに、そなたがチッバルトをころした。それもまたひとつの幸福しあはせつぎ死罪しざいともあるべき國法こくはふそなた身方みかたとなって追放つゐはう事濟ことずみ。それもまたひとつの幸福しあはせ
ロレ おゝ、罪深つみふかや/\! おゝ、作法知さはふしらず、恩知おんしらず! これ、そなた罪科ざいくわ國法こくはふでは死罪しざいとある、しかるに慈悲深じひぶか御領主ごりゃうしゅそなたかたち、御法ごはふげ、おそろしい死罪しざい追放つゐはうとはへさせられた。