みのり)” の例文
雪祭は睦月むつき神事かむごと、その雪は田の面のしづめ、雪こそはとよの年の、穂に穂積むみのりのしるし、その雪を神に祈ると、その雪に神と遊ぶと、山峡や小峡をがひの子らが、あなかそか、鬼の子鬼が、雪祭四方よもの鎮めと
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)