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ひがのこ
ふりがな文庫
“ひがのこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
緋鹿子
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
緋鹿子
(逆引き)
鳥追笠を
紅緒
(
べにお
)
で締めて荒い黄八に
緋鹿子
(
ひがのこ
)
の猫じゃらしという思い切った
扮装
(
いでたち
)
も、狂気なりゃこそそれで通って、往きずりの人もちと調子の外れた
門付
(
かどづけ
)
だわいと振り返るまでのこと
釘抜藤吉捕物覚書:05 お茶漬音頭
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
頭からすっぽりと、
米磨
(
こめと
)
ぎ
笊
(
ざる
)
を被っているのだ。手に持って来たのは、それも仲居が台所から探して来た
擂粉木
(
すりこぎ
)
であった。そして、
芸妓
(
げいしゃ
)
に解かせた
緋鹿子
(
ひがのこ
)
の
扱帯
(
しごき
)
を、後結びの
襷
(
たすき
)
にかけ
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そこには、瓜が二つに割れて、ここの松の空なる枝には、
緋鹿子
(
ひがのこ
)
の輪が
掛
(
かか
)
りました。……御堂も、池も、ぐるぐると廻ったんです。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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