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言訣
ふりがな文庫
“言訣”の読み方と例文
読み方
割合
いいわけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いいわけ
(逆引き)
買つた蜜柑だが盗んだと思はれはせぬとかと、冷いやりしないでもなくなる。竜胆などが混つてる籠だ。
言訣
(
いいわけ
)
は一寸立ちさうにもないなとをかしくもなる。
蜜柑山散策
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
爺さんは
言訣
(
いいわけ
)
のように、この
辺
(
へん
)
は往来から見える
処
(
ところ
)
に物を置くのは危険だということを話した。石田が長靴を脱ぐと、爺さんは長靴も一しょに持って先に立った。
鶏
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
私の小さな
同伴者
(
どうはんしゃ
)
たちは何も
罵
(
ののし
)
ろうとせず、
却
(
かえ
)
って私に向って何かその
言訣
(
いいわけ
)
でもしたいような、そしてそれを私に言い出したものかどうかと
躊躇
(
ためら
)
っているような
美しい村
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
言訣(いいわけ)の例文をもっと
(4作品)
見る
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
訣
漢検準1級
部首:⾔
11画
“言”で始まる語句
言
言葉
言伝
言語
言下
言上
言訳
言草
言問
言出
“言訣”のふりがなが多い著者
北原白秋
森鴎外
堀辰雄