“婿様”のいろいろな読み方と例文
旧字:婿樣
読み方割合
むこさま66.7%
むこさん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もうすもかしこけれど、お婿様むこさまは百だい一人ひとりわれる、すぐれた御器量ごきりょう御子みこまたきさきは、しとやかなお姿すがたうち凛々りりしい御気性ごきしょうをつつまれた絶世ぜっせい佳人かじん
それはお人柄ひとがらがよいからでござんしょう、お婿様むこさまよりは一段まさっておいでなさる、お婿様は好いお人だけれど、なんだかそれほどに威がないようなお方、それがかえってよろしゅうござんしょう。
大菩薩峠:08 白根山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
(若いお師匠さん婿様むこさん乗せた。)
照葉狂言 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)