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婿殿
ふりがな文庫
“婿殿”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むこどの
66.7%
むこどん
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むこどの
(逆引き)
小国にてはこの話を聞きて
実
(
まこと
)
とする者もなかりしが、山崎の方にてはそはマヨイガなるべし、行きて膳椀の類を持ち
来
(
き
)
たり長者にならんとて、
婿殿
(
むこどの
)
を先に立てて人あまたこれを求めに山の奥に入り
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
其まゝ
持返
(
もちかへ
)
らば
和郎
(
そなた
)
は
幼稚
(
こども
)
の
使
(
つかひ
)
に
等
(
ひと
)
しく主人に言譯あらざる可し
就
(
つい
)
ては一度
受納
(
じゆなふ
)
したれど
此方
(
こなた
)
は見らるゝ如くにて
親子
(
おやこ
)
の
外
(
ほか
)
に人もなければ結納持せて遣難し依て此まゝ此金は其
婿殿
(
むこどの
)
に
上下料
(
かみしもれう
)
に送りたりとて返し給ひぬ然すれば
和郎
(
そなた
)
の役目も
立
(
たゝ
)
んと信あり義あり何から何まで拔目のあらざる
言葉
(
ことば
)
に
感
(
かん
)
じ忠兵衞は
只
(
たゞ
)
拜々
(
はい/\
)
と言受なして金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
婿殿(むこどの)の例文をもっと
(2作品)
見る
むこどん
(逆引き)
……それからまた二年おいた
一昨年
(
おととし
)
の秋、ひょッくりやって参りまして、そン節の
詫言
(
かねごと
)
をさまざまにいたし、お種さんの
婿殿
(
むこどん
)
が
唐木
(
からき
)
の
商売
(
あきない
)
をしておるというのであッたら
平賀源内捕物帳:長崎ものがたり
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
婿殿(むこどん)の例文をもっと
(1作品)
見る
婿
常用漢字
中学
部首:⼥
12画
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
“婿”で始まる語句
婿
婿君
婿入
婿様
婿取
婿養子
婿舅
婿樣
婿選
婿金
“婿殿”のふりがなが多い著者
作者不詳
柳田国男
久生十蘭