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搖起
ふりがな文庫
“搖起”の読み方と例文
新字:
揺起
読み方
割合
ゆりおこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆりおこ
(逆引き)
名
(
な
)
を
彌次郎兵衞
(
やじろべゑ
)
といふ
小田原通
(
をだはらつう
)
、アイお
茶代
(
ちやだい
)
を
置
(
お
)
いたよ、とヅイと
出
(
で
)
るのに、
旅
(
たび
)
は
早立
(
はやだち
)
とあつて
午前六時
(
ごぜんろくじ
)
に
搖起
(
ゆりおこ
)
された
眠
(
ねむ
)
い
目
(
め
)
でついて
行
(
ゆ
)
く。
城の石垣
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
搖起
(
ゆりおこ
)
し此事を
内々
(
ない/\
)
話
(
はな
)
しければ友次郎も
悦
(
よろこ
)
びて何分共に願ひ候と
言
(
いは
)
れて亭主も夫婦の者の其
心根
(
こゝろね
)
を
察
(
さつ
)
し
遣
(
や
)
り
本意
(
ほんい
)
ならぬ事には
有
(
あれ
)
ど
終
(
つひ
)
に
其意
(
そのい
)
にまかせけり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
搖起
(
ゆりおこ
)
し是十兵衞
最早
(
もはや
)
今のは
寅刻
(
なゝつ
)
の
鐘
(
かね
)
殊
(
こと
)
に此鐘は何時も少し
遲
(
おそ
)
き故夜の明るに間も有まい眼を
覺
(
さま
)
して支度せよ
鐵瓶
(
てつびん
)
の湯も
温
(
ぬる
)
んで有と聞て十兵衞は起上り
顏
(
かほ
)
を
洗
(
あら
)
はず支度を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
搖起(ゆりおこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
搖
部首:⼿
13画
起
常用漢字
小3
部首:⾛
10画
“搖”で始まる語句
搖
搖籃
搖曳
搖上
搖動
搖々
搖下
搖蕩
搖落
搖籠
“搖起”のふりがなが多い著者
作者不詳
泉鏡太郎
泉鏡花