“搖下”の読み方と例文
新字:揺下
読み方割合
ゆりおろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
搖上(ゆりあ)げ搖下(ゆりおろ)し此方(こなた)へ漂(たゞよ)ひ彼方へ搖(ゆす)れ正月四日の朝(あさ)巳(み)の刻(こく)より翌五日の申(さる)の刻(こく)まで風は少しも止(やま)ず吹通(ふきとほ)しければ二十一人の者共は食事(しよくじ)もせす二日(ふつか)二夜(ふたよ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
搖上(ゆりあ)げ搖下(ゆりおろ)され今にも逆卷(さかまく)浪(なみ)に引れ那落(ならく)に沈(しづ)まん計りなれば八寒(かん)八熱(ねつ)の地獄(ぢごく)の樣も斯(かく)やとばかり怖(おそ)ろしなんども愚(おろ)かなり看々(みる/\)山の如き大浪(おほなみ)は天神丸の胴腹(どうはら)へ打付たれば哀(あはれ)やさしも堅固(けんご)に營(しつ)らへし天神丸も忽地(たちまち)巖石(がんせき)に打付られ微塵(みぢん)に成(なつ)て碎(くだ)け失たり氣早(きばや)き吉兵衞は此時早くも身構(みがま)へして所持の品は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)