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搖落
ふりがな文庫
“搖落”の読み方と例文
新字:
揺落
読み方
割合
ゆりおと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆりおと
(逆引き)
外には鳥の聲うら悲しく、枯れもせぬに散る青葉二つ三つ、無情の嵐に
搖落
(
ゆりおと
)
されて窓打つ音さへ恨めしげなる。——あはれ、世は汝のみの浮世かは。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
死力
(
しりよく
)
を
籠
(
こ
)
めて、
起上
(
おきあが
)
らうとすると、
其
(
そ
)
の
渦
(
うづ
)
が、
風
(
かぜ
)
で、ぐわうと
卷
(
ま
)
いて、
捲
(
ま
)
きながら
亂
(
みだ
)
るゝと
見
(
み
)
れば、
計知
(
はかりし
)
られぬ
高
(
たか
)
さから
颯
(
さつ
)
と
大瀧
(
おほだき
)
を
搖落
(
ゆりおと
)
すやうに、
泡沫
(
あわ
)
とも、しぶきとも、
粉
(
こな
)
とも、
灰
(
はひ
)
とも
雪霊続記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
搖落(ゆりおと)の例文をもっと
(2作品)
見る
搖
部首:⼿
13画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“搖”で始まる語句
搖
搖籃
搖曳
搖上
搖動
搖起
搖々
搖下
搖蕩
搖籠
“搖落”のふりがなが多い著者
高山樗牛
泉鏡花