“死力”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しりょく66.7%
しにぢから16.7%
しりよく16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
双方そうほうとも死力しりょくをつくしてたたかいましたから、容易ようい勝敗しょうはいはつきませんでしたが、おおくの犠牲ぎせいをはらって最後さいごに、ふじのはなくにったのでした。
ひすいを愛された妃 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかしこれは、全くうなだれきつてしまつたときの芥川の仕事であつて、人の死力しにぢからといつたものをしみじみと考へさせる。
死力しりよくめて、起上おきあがらうとすると、うづが、かぜで、ぐわうといて、きながらみだるゝとれば、計知はかりしられぬたかさからさつ大瀧おほだき搖落ゆりおとすやうに、泡沫あわとも、しぶきとも、こなとも、はひとも
雪霊続記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)