“しりょく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
死力40.0%
視力30.0%
資力30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのくせ当人は、痣蟹が屍体を盗んでいったと称しています。あれはせの兄ですよ。本当の兄なら、屍体を取返そうと思って死力しりょくをつくして追駈おいかけてゆきます
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そのうえ、けがのために視力しりょくがすっかりよわってしまってね。ときどきいたみだすと、何時間もくらがりの中で、じっとしていなければならないんだ。
わたくしはもう十ねんまえから、そう申上もうしあげていたのですが、全体ぜんたいこの病院びょういん設立たてられたのは、四十年代ねんだいころでしたが、その時分じぶん今日こんにちのような資力しりょくではかったもので。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)