“資力”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しりょく42.9%
しりよく28.6%
ちから28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、すみをたくさんうだけの資力しりょくのないものはどうしたらいいか、それよりしかたはないのだ。近所きんじょに、宏荘こうそう住宅じゅうたくはそびえている。
三月の空の下 (新字新仮名) / 小川未明(著)
自分じぶんみせつて註文ちうもんるほどの資力しりよくはないまでも、同業どうげふもとやとはれて、給金きふきんらうなら、うした力業ちからわざをするにはあたらぬ。
月夜車 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
しか今日こんにちところでは病院びやうゐんは、たしか資力ちから以上いじやう贅澤ぜいたくつてゐるので、餘計よけい建物たてもの餘計よけいやくなどで隨分ずゐぶん費用ひようおほつかつてゐるのです。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)