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褄端折
ふりがな文庫
“褄端折”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つまはしよ
25.0%
つまばしょり
25.0%
つまばしより
25.0%
つまぱしより
25.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つまはしよ
(逆引き)
唯
(
ト
)
、
其
(
そ
)
の
橋
(
はし
)
の
向
(
むか
)
う
際
(
ぎは
)
に、
淺
(
あさ
)
い
岸
(
きし
)
の
流
(
ながれ
)
に
臨
(
のぞ
)
んで、
束
(
たば
)
ね
髮
(
がみ
)
の
襟許
(
えりもと
)
白
(
しろ
)
く、
褄端折
(
つまはしよ
)
りした
蹴出
(
けだ
)
しの
薄
(
うす
)
ら
蒼
(
あを
)
いのが、
朦朧
(
もうろう
)
として
其處
(
そこ
)
に
俯向
(
うつむ
)
いて
菜
(
な
)
を
洗
(
あら
)
ふ、と
見
(
み
)
た。
其
(
そ
)
の
菜
(
な
)
が
大根
(
だいこん
)
の
葉
(
は
)
とは
違
(
ちが
)
ふ。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
褄端折(つまはしよ)の例文をもっと
(1作品)
見る
つまばしょり
(逆引き)
絡繹
(
らくえき
)
として、花見、遊山に出掛けるのが、この前通りの、優しい大川の小橋を渡って、ぞろぞろと帰って来る、男は
膚脱
(
はだぬ
)
ぎになって、手をぐたりとのめり、女が
媚
(
なまめ
)
かしい
友染
(
ゆうぜん
)
の
褄端折
(
つまばしょり
)
で
絵本の春
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
褄端折(つまばしょり)の例文をもっと
(1作品)
見る
つまばしより
(逆引き)
薄
(
うす
)
い
髪
(
け
)
の、かじかんだお
盥結
(
たらひむす
)
びで、
襟
(
えり
)
へ
手拭
(
てぬぐひ
)
を
巻
(
ま
)
いて
居
(
ゐ
)
る、……
汚
(
きたな
)
い
笈摺
(
おひずり
)
ばかりを
背
(
せ
)
にして、
白木綿
(
しろもめん
)
の
脚絆
(
きやはん
)
、
褄端折
(
つまばしより
)
して、
草鞋穿
(
わらぢばき
)
なのが、ずつと
身
(
み
)
を
退
(
ひ
)
いて、トあとびしやりをした
駅員
(
えきゐん
)
のあとへ
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
褄端折(つまばしより)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
つまぱしより
(逆引き)
引添
(
ひきそ
)
つて、
手拭
(
てぬぐひ
)
を
吉原
(
よしはら
)
かぶりで、
艷
(
えん
)
な
蹴出
(
けだ
)
しの
褄端折
(
つまぱしより
)
をした、
前髮
(
まへがみ
)
のかゝり、
鬢
(
びん
)
のおくれ
毛
(
げ
)
、
明眸皓齒
(
めいぼうかうし
)
の
婦人
(
ふじん
)
がある。しつかりした、さかり
場
(
ば
)
の
女中
(
ぢよちう
)
らしいのが、もう
一人
(
ひとり
)
後
(
あと
)
についてゐる。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
褄端折(つまぱしより)の例文をもっと
(1作品)
見る
褄
漢検1級
部首:⾐
13画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
折
常用漢字
小4
部首:⼿
7画
“褄”で始まる語句
褄
褄先
褄捌
褄目
褄折笠
褄前
褄楊枝
褄下
褄紅
褄袖口
検索の候補
片褄端折
端折
尻端折
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裾端折
臀端折
褄折笠
大尻端折
折端
引端折
“褄端折”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花