“臀端折”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しりはしょ33.3%
しりはしょり33.3%
しりばしょ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夥(おびただ)しい雨量が、天からざあざあと直瀉(ちょくしゃ)する喧囂(けんごう)の中に、何もかも打ち消されて、ふだん賑(にぎ)やかな広小路の通りも大概雨戸を締め切り、二三人の臀端折(しりはしょ)りの男が、敗走した兵士のように駈(か)け出して行く。
秘密 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
彼女は先刻アッパッパのようなワンピースを泥だらけにして濡れ鼠(ねずみ)で帰って来たのであるが、今度は浴衣(ゆかた)に襷(たすき)を掛け、臀端折(しりはしょり)をして紅い腰巻を出していた。
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
先ず仙吉と私とが向う鉢巻に臀端折(しりばしょ)りで、手に/\はたきを振りかざし
少年 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)