“しりはしょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
尻端折94.7%
臀端折5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
棒縞(ぼうじま)の糸織(いとおり)の一枚小袖、御納戸(おなんど)博多の帯一本差し、尻端折(しりはしょ)り雪駄ばきにて、白縮緬のさがりを見せ、腕組をしながら出て
両座の「山門」評 (新字旧仮名) / 三木竹二(著)
既に恐ろしい山崩れの個所に逢着(ほうちゃく)し、乗客十五人が、おのおの尻端折(しりはしょ)りして、歩いて峠を越そうと覚悟をきめて三々五々、峠をのぼりはじめたが
服装に就いて (新字新仮名) / 太宰治(著)
夥(おびただ)しい雨量が、天からざあざあと直瀉(ちょくしゃ)する喧囂(けんごう)の中に、何もかも打ち消されて、ふだん賑(にぎ)やかな広小路の通りも大概雨戸を締め切り、二三人の臀端折(しりはしょ)りの男が、敗走した兵士のように駈(か)け出して行く。
秘密 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)