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しりっぱしょ
ふりがな文庫
“しりっぱしょ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
尻端折
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尻端折
(逆引き)
沖の百万坪へスケッチにいった帰りで、洗い
晒
(
ざら
)
しの
単衣
(
ひとえ
)
は汗のため
肌
(
はだ
)
へねばりつき、
尻端折
(
しりっぱしょ
)
りをしなければやすらかには歩けなかった。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
饅頭形
(
まんじゅうがた
)
の編笠をかぶり、
尻端折
(
しりっぱしょ
)
りをした
布子
(
ぬのこ
)
の下に、ほっそりした紺の
股引
(
ももひき
)
をはいた脚が、いかにもいなせなように見えた。
へちまの木
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
留さんは立ちあがり、手拭で頬かぶりをし、いかにもてれくさそうに笑いながら、やおら
尻端折
(
しりっぱしょ
)
りをした。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
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