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しりはしよ
ふりがな文庫
“しりはしよ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
尻端折
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尻端折
(逆引き)
(助八と與助は爭つてゐるところへ、上のかたより助八の兄助十、三十歳前後、これも鉢卷、刺青のある肌ぬぎ、
尻端折
(
しりはしよ
)
りの跣足にて出づ。)
権三と助十
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
暑
(
あつ
)
いから
胸
(
むね
)
をはだけて、
尻端折
(
しりはしよ
)
りで、すた/\と
出向
(
でむか
)
はれた。かへりには、ほこりの
酷
(
ひど
)
さに、すつとこ
被
(
かぶり
)
をして
居
(
を
)
られたが
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
客
菊池寛
(
きくちくわん
)
氏の説によると、我我は今度の
大
(
だい
)
地震のやうに命も危いと云ふ場合は芸術も何もあつたものぢやない。まづ命あつての
物種
(
ものだね
)
と
尻端折
(
しりはしよ
)
りをするのに
忙
(
いそが
)
しさうだ。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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