“褄目”の読み方と例文
読み方割合
つまめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
迎いに来られても褄目つまめ合うし、「そしたらあて、姉ちゃんとこい遊びに行く時ふところい綿でも詰めて、お腹大きして行かんならんわなあ」
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
れてみましたら女子衆おなごしゅやかいも心得てて、帰りがおそなった時やらは、家の方い電話かけて褄目つまめ合うようにしてくれますし、……そんな訳で
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
光子さんはうなずいといてから、「入院さしてほしいいうてるねんけど、入院さす訳に行かんいわれてんわ」と、なんや褄目つまめの合わんこというて、それからぼつぼつ話し出すのん聞いてみますと
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)