“褄紅”の読み方と例文
読み方割合
つまくれない100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木の葉落つる中に、一人いちにんの画工と四個の黒き姿としきりに踊る。画工は靴を穿いたり、後の三羽の烏皆爪尖つまさきまで黒し。はじめの烏ひとり、裾をこぼるる褄紅つまくれないに、足白し。
紅玉 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)