トップ
>
片褄
ふりがな文庫
“片褄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かたづま
83.3%
かたつま
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたづま
(逆引き)
前へ立ったのは、
蓑
(
みの
)
を着て、竹の子笠を
冠
(
かぶ
)
っていました。……端折った
片褄
(
かたづま
)
の
友染
(
ゆうぜん
)
が、
藁
(
わら
)
の
裙
(
すそ
)
に優しくこぼれる、
稲束
(
いなたば
)
の根に嫁菜が咲いたといった形。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
門口から、すぐに、かごに乗る、雪之丞、かごに引き添って、
片褄
(
かたづま
)
を、ぐっとはしょって、走りだす、闇太郎
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
片褄(かたづま)の例文をもっと
(15作品)
見る
かたつま
(逆引き)
と、
片褄
(
かたつま
)
を少し崩すと、ちらめく
裳
(
もすそ
)
、紫の袖は
斜
(
ななめ
)
になった。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と
向
(
むか
)
ふ
向
(
むき
)
でいひながら
衣服
(
きもの
)
の
片褄
(
かたつま
)
をぐいとあげた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
片褄(かたつま)の例文をもっと
(3作品)
見る
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
褄
漢検1級
部首:⾐
13画
“片褄”で始まる語句
片褄端折
片褄蹴出
検索の候補
片褄端折
片褄蹴出
“片褄”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
泉鏡花
泉鏡太郎
岡本綺堂