“高褄”の読み方と例文
読み方割合
たかづま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この裏家うちから高褄たかづまをとって、切火きりびをかけられて出てゆく芸妓姿はうけとれなかったが、毎日細二子ほそふたこ位な木綿ものを着て、以前もとの抱えられた芸妓屋うちへゆき
斯う庭のおも見詰みつめますと、生垣の外に頬被ほゝかぶりをした男がたゝずんでる様子、能々よく/\透かして見ますると、飽かぬ別れをいたしたる恋人、伊之助いのすけさんではないかと思ったから、高褄たかづまをとって庭下駄を履き