“裏家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うらや71.4%
あちら14.3%
うち14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分は六条に住んでいる与兵衛よへえという米屋の娘で、商売の手違いから父母はことし十五の妹娘を連れて、裏家うらや逼塞ひっそくするようになり下がった。
鳥辺山心中 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
裏家あちらでは、今夜こんや、おさんのやうでございます……」
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
この裏家うちから高褄たかづまをとって、切火きりびをかけられて出てゆく芸妓姿はうけとれなかったが、毎日細二子ほそふたこ位な木綿ものを着て、以前もとの抱えられた芸妓屋うちへゆき