“襖子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
からかみ85.2%
ふすま11.1%
あをし3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先方は意外に思ったらしいが、無視しているように思わせたくないと思って、一人の女が膝行いざり寄って来た。襖子からかみから少し遠いところで
源氏物語:05 若紫 (新字新仮名) / 紫式部(著)
其れからたヽみの破れを新聞で張つた、はしらゆがんだ居間ゐまを二つとほつて、横手の光琳の梅を書いたふるぼけた大きい襖子ふすまを開けると十畳敷許の内陣ないぢん
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
鬼げし風の襖子あをし着て、 児ら高らかに歌すれば
文語詩稿 一百篇 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)