“襖画”の読み方と例文
読み方割合
ふすまえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて褒美に賜はりし素襖すおうをいたく秘めかくさんとして、酔へるあまりに取落ししを主人に拾ひかくされ、あわてて捜しまはると云ふ筋なり。下は大津絵の襖画ふすまえぬけいでておどると云ふ曲なり。
両座の「山門」評 (新字旧仮名) / 三木竹二(著)
三歳の頃に描いた襖画ふすまえが今でも川越の家に残ってるそうだが、どんな田舎の百姓家にしろ、襖画を描くというはヘマムシ入道にゅうどうや「へへののもへじ」の凸坊でこぼうの自由画でなかった事は想像される。