トップ
>
をれくぎ
ふりがな文庫
“をれくぎ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
折釘
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折釘
(逆引き)
「
舷
(
ふなばた
)
の裏に、
折釘
(
をれくぎ
)
が打ち込んでありますね。一尺五寸ぐらゐ離して、二本まで」
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
宗助
(
そうすけ
)
は
又
(
また
)
本堂
(
ほんだう
)
の
佛壇
(
ぶつだん
)
の
前
(
まへ
)
を
拔
(
ぬ
)
けて、
圍爐裏
(
ゐろり
)
の
切
(
き
)
つてある
昨日
(
きのふ
)
の
茶
(
ちや
)
の
間
(
ま
)
へ
出
(
で
)
た。
其所
(
そこ
)
には
昨日
(
きのふ
)
の
通
(
とほ
)
り
宜道
(
ぎだう
)
の
法衣
(
ころも
)
が
折釘
(
をれくぎ
)
に
懸
(
か
)
けてあつた。さうして
本人
(
ほんにん
)
は
勝手
(
かつて
)
の
竈
(
かまど
)
の
前
(
まへ
)
に
蹲踞
(
うづく
)
まつて、
火
(
ひ
)
を
焚
(
た
)
いてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
折釘
(
をれくぎ
)
に
烏帽子
(
ゑぼし
)
掛けたり春の宿
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
をれくぎ(折釘)の例文をもっと
(6作品)
見る
検索の候補
おりくぎ
おれくぎ
をりくぎ