“をれくぎ”の漢字の書き方と例文
語句割合
折釘100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふなばたの裏に、折釘をれくぎが打ち込んでありますね。一尺五寸ぐらゐ離して、二本まで」
宗助そうすけまた本堂ほんだう佛壇ぶつだんまへけて、圍爐裏ゐろりつてある昨日きのふちやた。其所そこには昨日きのふとほ宜道ぎだう法衣ころも折釘をれくぎけてあつた。さうして本人ほんにん勝手かつてかまどまへ蹲踞うづくまつて、いてゐた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
折釘をれくぎ烏帽子ゑぼし掛けたり春の宿
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)