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金釘流
ふりがな文庫
“金釘流”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かなくぎりゅう
60.0%
かなくぎりう
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かなくぎりゅう
(逆引き)
表
(
おもて
)
書きは全部漢字で書くのが得意で、
金釘流
(
かなくぎりゅう
)
の大小いろいろまじった字であるが、とにかく配達にはことかかないような漢字を書いていた。
日本のこころ
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
誰の字とも弥生はもとより知る由もないが、
金釘流
(
かなくぎりゅう
)
の文字が
野路
(
のじ
)
の
時雨
(
しぐれ
)
のように斜めに倒れて走っている。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
金釘流(かなくぎりゅう)の例文をもっと
(6作品)
見る
かなくぎりう
(逆引き)
「手紙が來たんだらう、恐ろしい
金釘流
(
かなくぎりう
)
で、——兩國の
蟹澤
(
かにざは
)
のお銀が死んだのは唯事ぢやねえ。
葬
(
とむら
)
ひの濟まぬうち、檢屍を頼む——と
斯
(
か
)
う書いてある筈だ」
銭形平次捕物控:151 お銀お玉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
手代の幸吉は職業的な器用な字で封筒の
稚拙味
(
ちせつみ
)
は眞似てもできさうもなく、娘の幾代の假名文字の美しさも、下女のお道の
金釘流
(
かなくぎりう
)
も、小僧の鶴吉のたど/\しい筆跡も
銭形平次捕物控:119 白紙の恐怖
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
金釘流(かなくぎりう)の例文をもっと
(4作品)
見る
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
釘
漢検準1級
部首:⾦
10画
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
“金釘”で始まる語句
金釘
検索の候補
金釘
金春流
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太宰治
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