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金釘
ふりがな文庫
“金釘”の読み方と例文
読み方
割合
かなくぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かなくぎ
(逆引き)
僕はよく見なかったが、司法主任の横からチョット覗いてみると普通の
封緘
(
ふうかん
)
ハガキに下手な
金釘
(
かなくぎ
)
流でバラリバラリと書いたものじゃったよ。
二重心臓
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
中には一通の手紙と半紙に包んだ四角なものがはいっていた。手紙には
金釘
(
かなくぎ
)
のような字で、おぼつかなく別れの
紋切
(
もんき
)
り
形
(
がた
)
の言葉が書いてあった。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
それを下ろして、湯沸しの水を硯にたらして、ちび筆を、うつくしい前歯で噛んだが、ふところ紙に、
金釘
(
かなくぎ
)
流ながら、スラスラと書き下ろした文句——
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
金釘(かなくぎ)の例文をもっと
(5作品)
見る
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
釘
漢検準1級
部首:⾦
10画
“金釘”で始まる語句
金釘流
検索の候補
金釘流
“金釘”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
夏目漱石
田山花袋
夢野久作
野村胡堂