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目釘
ふりがな文庫
“目釘”の読み方と例文
読み方
割合
めくぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めくぎ
(逆引き)
二度目に後藤の刀の
目釘
(
めくぎ
)
が抜けて、その刀が飛んだ。そこで中井が受けた。中井は受けそこねて、頭部を斬られながらその場に倒れた。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
太郎左衛門は
床
(
とこ
)
の
刀架
(
かたなかけ
)
にかけた刀をおろして、それを半ば抜いてちょと眼を通し、それが済むと
目釘
(
めくぎ
)
に注意して寝床に
就
(
つ
)
いた。
切支丹転び
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「切って切って切り
捲
(
ま
)
くる時節がいよいよ到来しましたかな」数馬は元気よくこう云いながらそっと刀の
目釘
(
めくぎ
)
をしめす。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
目釘(めくぎ)の例文をもっと
(17作品)
見る
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
釘
漢検準1級
部首:⾦
10画
“目”で始まる語句
目
目的
目出度
目前
目標
目貫
目覚
目論見
目下
目論
“目釘”のふりがなが多い著者
林不忘
中里介山
エドガー・アラン・ポー
三遊亭円朝
吉川英治
島崎藤村
国枝史郎
山本周五郎
田中貢太郎
野村胡堂