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釘着
ふりがな文庫
“釘着”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くぎづ
75.0%
くぎづけ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くぎづ
(逆引き)
廊下の窓も四つの寝室の窓も、窓という窓は
鎧戸
(
よろいど
)
を閉め切った上、ガラス戸は
凡
(
すべ
)
て
釘着
(
くぎづ
)
けにしてしまった。廊下の端には、交替で寝ずの番が立った。
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
銀煙管
(
ぎんぎせる
)
を
握
(
にぎ
)
った
徳太郎
(
とくたろう
)
の
手
(
て
)
は、
火鉢
(
ひばち
)
の
枠
(
わく
)
に
釘着
(
くぎづ
)
けにされたように、
固
(
かた
)
くなって
動
(
うご
)
かなかった。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
釘着(くぎづ)の例文をもっと
(3作品)
見る
くぎづけ
(逆引き)
あまりのことに旦那様は物も
仰
(
おっしゃ
)
らず、身動きもなさらず、唯もう御二人を後から眺めて、
不動
(
じっと
)
其処へ棒立のまま——丁度、
釘着
(
くぎづけ
)
にして了った人のように御成なさいました。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
釘着(くぎづけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
釘
漢検準1級
部首:⾦
10画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“釘”で始まる語句
釘
釘付
釘抜
釘附
釘隠
釘店
釘勘
釘拔
釘締
釘貫
“釘着”のふりがなが多い著者
邦枝完二
江戸川乱歩
島崎藤村