“櫓太鼓”の読み方と例文
読み方割合
やぐらだいこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大きな、櫓太鼓やぐらだいこみたいなものを、めった矢鱈やたらに打ちならすような音楽でもあったら、いまの僕のいらいらした気持にぴったり来るのかも知れない。
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
まもなく、櫓太鼓やぐらだいこの勇ましい音。お角の鼓膜にこたえて、感興をそそり、腕がむずがゆいような気持がしました。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)