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太腹
ふりがな文庫
“太腹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふとっぱら
50.0%
ふとばら
33.3%
ふとッぱら
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふとっぱら
(逆引き)
彼は一切の
汚穢
(
おかい
)
を捨てず、之を摂取し、之を利用する。神程
吝嗇爺
(
けちおやじ
)
は無い。而して神程
太腹
(
ふとっぱら
)
の爺も無い。彼に於ては、一切の不潔は、生命を造る原料である。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
太腹(ふとっぱら)の例文をもっと
(3作品)
見る
ふとばら
(逆引き)
長く白い足で、
太腹
(
ふとばら
)
を
蹴
(
け
)
ると、馬はいっさんに
駆
(
か
)
け出した。誰かが篝りを
継
(
つ
)
ぎ
足
(
た
)
したので、遠くの空が薄明るく見える。馬はこの明るいものを
目懸
(
めが
)
けて闇の中を飛んで来る。
夢十夜
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
太腹(ふとばら)の例文をもっと
(2作品)
見る
ふとッぱら
(逆引き)
親が居ないと侮って、ちょいと小遣でもある
徒
(
てあい
)
は、
除物
(
のけもの
)
にして
苛
(
いじ
)
めるのを、
太腹
(
ふとッぱら
)
の勝気でものともせず、愚図々々いうと、まわらぬ舌で、自分が
仰向
(
あおむ
)
いて見るほどの
兄哥
(
あにい
)
に向って、べらぼうめ!
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
太腹(ふとッぱら)の例文をもっと
(1作品)
見る
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
腹
常用漢字
小6
部首:⾁
13画
“太”で始まる語句
太
太陽
太刀
太鼓
太息
太夫
太郎
太々
太腿
太閤
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