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太腹
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ふとっぱら
ふりがな文庫
“
太腹
(
ふとっぱら
)” の例文
彼は一切の
汚穢
(
おかい
)
を捨てず、之を摂取し、之を利用する。神程
吝嗇爺
(
けちおやじ
)
は無い。而して神程
太腹
(
ふとっぱら
)
の爺も無い。彼に於ては、一切の不潔は、生命を造る原料である。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
馬鹿なことを……飛んでもない、犬に
咬
(
か
)
まれるくらいなら、私はお誓さんの薙刀に掛けられますよ。かすり
疵
(
きず
)
も負わないから、
太腹
(
ふとっぱら
)
らしく太平楽をいうのではないんだが、怒りも怨みもしやしません。
神鷺之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
体量も二十一貫ずッしりとした
太腹
(
ふとっぱら
)
で、女長兵衛と
称
(
たた
)
えられた。
怨霊借用
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
腹
常用漢字
小6
部首:⾁
13画
“太”で始まる語句
太
太陽
太刀
太鼓
太息
太夫
太郎
太々
太腿
太閤