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除物
ふりがな文庫
“除物”の読み方と例文
読み方
割合
のけもの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のけもの
(逆引き)
なお他にある総ての墓とは、ほとんど
除物
(
のけもの
)
のようにされて、この墓だけが一つ、ここに置かれてあることも異様です。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
子爵と富山との交際は近き頃よりにて、彼等の
孰
(
いづれ
)
も日本写真会々員たるに
因
(
よ
)
れり。
自
(
おのづか
)
ら宮の
除物
(
のけもの
)
になりて二人の興に
入
(
い
)
れるは、想ふにその物語なるべし。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
親が居ないと侮って、ちょいと小遣でもある
徒
(
てあい
)
は、
除物
(
のけもの
)
にして
苛
(
いじ
)
めるのを、
太腹
(
ふとッぱら
)
の勝気でものともせず、愚図々々いうと、まわらぬ舌で、自分が
仰向
(
あおむ
)
いて見るほどの
兄哥
(
あにい
)
に向って、べらぼうめ!
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
除物(のけもの)の例文をもっと
(3作品)
見る
除
常用漢字
小6
部首:⾩
10画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
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除
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除夜
除外
除虫菊
除者
除夕
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