“はらづつみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
腹鼓80.0%
腹皷20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとり古風な腹鼓はらづつみのみにあらず、汽車が開通すれば汽車の音、小学校のできた当座は学校の騒ぎ、酒屋が建てば杜氏とじの歌の声などを、真夜中に再現させて我々の耳を驚かしています。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「矢張り狸が腹鼓はらづつみでも打つと言つたことかネ」
さへづるやうに言つて女房は、茶や菓子を運んで來た。狸が腹皷はらづつみを打つてゐる其の腹のところに灰を入れた煙草盆代たばこぼんがはりの火鉢は、前から其處そこにあつた。
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)