そしり)” の例文
そのいづこより來るや人知らず、しかしてこの最初の願ひはほめをもそしりをもうくべきものにあらざるなり —六〇
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
強ち硯友社ばかりが戯作者風ではなかったのだが、硯友社は思う存分に傍若無人にこの気分を発揮したので、硯友社が単独ひとりで戯作者のそしり背負せおってしまった。
もしそれこれらの天にその影響のほまれそしりも歸る意ならば、その矢いくばくか眞理にあたらむ 五八—六〇
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)