“毀謗”の読み方と例文
読み方割合
きぼう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
毀謗きぼうの理由は薄弱なりとしても、自分の受けた悪口を弁護すればするほど、ますます自分が言い負かされる。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
一千年のうちに、不浄観を聞〔欄外「開?」〕かん、瞋恚しんいして欲せじ。千一百年に、僧尼嫁娶せん、僧毘尼びに毀謗きぼうせん。千二百年に、諸僧尼らともに子息あらん。千三百年に、袈裟変じて白からん。
親鸞 (新字新仮名) / 三木清(著)
すなわち毀謗きぼうは社会の要求の声ともいうべきものならん。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)