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誚
ふりがな文庫
“誚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そしり
35.3%
そし
29.4%
せ
17.6%
せめ
11.8%
しょう
5.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしり
(逆引き)
寒生のわたくしがその境界を
窺
(
うかが
)
い知ることを得ぬのは、
乞丐
(
こつがい
)
が帝王の
襟度
(
きんど
)
を
忖度
(
そんたく
)
することを得ぬと同じである。
是
(
ここ
)
においてや僭越の
誚
(
そしり
)
が生ずる。
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
誚(そしり)の例文をもっと
(6作品)
見る
そし
(逆引き)
貴方は
今日
(
こんにち
)
無用の財を
貯
(
たくは
)
へる為に、人の怨を受けたり、世に
誚
(
そし
)
られたり、さうして現在の親子が
讐
(
かたき
)
のやうになつて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
誚(そし)の例文をもっと
(5作品)
見る
せ
(逆引き)
怒って王家へいって汚い詞で王を
誚
(
せ
)
めた。王も威張って負けていなかった。かえってさんざんに母の悪口をいった。そのうえ
珊瑚
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
誚(せ)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
せめ
(逆引き)
伝奇の精髄を論じてアリストテレスの罪過論を唯一の規則とするは既に偏聴の
誚
(
せめ
)
を免れず、
況
(
いは
)
んやこれを小説に応用せんとするをや
罪過論
(新字旧仮名)
/
石橋忍月
(著)
誚(せめ)の例文をもっと
(2作品)
見る
しょう
(逆引き)
門末の私が先生について
敢
(
あえ
)
て論讚にわたる言をなすのは、おのずから
僭越
(
せんえつ
)
の
誚
(
しょう
)
を免れず、不遜の罪を免れぬであろう。
呉秀三先生
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
誚(しょう)の例文をもっと
(1作品)
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誚
漢検1級
部首:⾔
14画
“誚”のふりがなが多い著者
石橋忍月
尾崎紅葉
南方熊楠
森鴎外
蒲 松齢
斎藤茂吉
幸田露伴
永井荷風
田中貢太郎