“商工”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しやうこう66.7%
わたらひ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
越後より江戸へかへる時高田の城下をとほりしが、こゝは北越第一の市会しくわいなり。商工しやうこうのきをならべ百物そなはらざることなし。両側一里余ひさし下つゞきたるその中をゆくこと、甚意快いくわいなりき。
越後より江戸へかへる時高田の城下をとほりしが、こゝは北越第一の市会しくわいなり。商工しやうこうのきをならべ百物そなはらざることなし。両側一里余ひさし下つゞきたるその中をゆくこと、甚意快いくわいなりき。
わざはひの甚しからぬも、商工わたらひさまたげ物を破りて、垣の隣のそしりをふせぎがたく、害の大なるにおよびては、家を失ひ、国をほろぼして、天が下に笑を伝ふ。